SUPで海に出る前に知って欲しい7つのこと
サップ買ったけどまだ海に行ってないなー。
少し不安…
なにか注意した方がいいことがあるかな。
はいさい!サップショップです。初めてのサップは最高ですよね!
けど、一歩間違えば大事故になることも。
今回は初心者に知って欲しい天気の確認について簡単に解説しています。
この記事を読むことで安全にサップを楽しめますよ。
Contents
SUP初心者が漕ぎ出す前に天気の知識が必須
SUPは浮力が大きいボードの上に乗るため潮の流れや海流に流されやすいまた人の体が風を受けることで風にも流されます。
潮の流れが速く風が強い最悪のコンディションではどんなに必死に漕いでも思った動きは出来ません。
これからSUPを始める初心者は海がどんな状況なのかどのように変化しそうかを知れば安全で楽しいSUP Lifeを送りましょう!
SUP初心者が知るべき7つ
1.潮の性質
沖縄はサンゴ礁でおおわれた島国なので潮が引くと遠浅で沖まで100~200mほど離れる場合があります。
潮が引く際にはサンゴ礁の間に沖に向かう急激な潮流が出現する場合があります。
地域による地形によって潮の流れはまったく違うので初心者の方は地元の方に潮の流れを聞いてみることが大事ですね!
沖縄以外でも特に注意したいのは離岸流です。
沖に向かう潮の流れです漕いでも漕いでも進まない場合などは離岸流に乗っている場合があります。
そんな場合は焦らず横に漕いで離岸流から脱出して下さい。
2.低気圧と風の強さ
天気予報で低気圧の話がでると思います低気圧では基本的に天気が不安定になります。
積乱雲などああいう雨雲のイメージです。行く海の近くに低気圧がないかチェックしましょう。
また陸地の風と海の上での風はまったく違います。
陸地では建物や山などで風が感じにくい場合があります。
海では風が強い場合が多いです!
3.高気圧の風
高気圧は天気が良いイメージです!
しかし、高気圧の西側では風が強い場合があります。
高気圧ってのは右回りの風で回っています。
なので高気圧の左側、西側では風が強く吹いてる場合があります。
高気圧の位置にも注意しましょう!
4.風波の性質
基本的に波は風が強く、長く、広く吹くことで生まれます。
波が出来るにはある程度長い時間風が吹き続けないといけない。
天気図で低気圧がSUPポイントの近くにあり、長期間近くにあれば波が高く海が大荒れしていると想像出来ます!
5.うねりの性質
石を池に投げた時円状に波の波紋が出来ます。
うねりは遠くで発生した台風や低気圧により届けられた波の波紋です。
海上で風が吹いていなくても、海岸に高波がやってくる場合があります。それがうねりです。
うねりは大きなパワーを持っている場合が多く、海岸沿いの近くにくると浅瀬でブレイクして一気に高波となる場合があります。
海岸沿いで波がある場合は近づかないでもらいたい。
6.海岸の風と波
海から陸に向かって風が吹いてることをオンショア
陸から海に向かって風が吹いてることをオフショア
低気圧が通過した際にはオンショアとオフショアが短時間で変わる場合があります。
海に出る際はオンショアで苦労してゲットアウトしたのに、陸に帰る際はオフショアで帰るにも苦労することもあります。
SUP初心者は体力に余裕を持って長時間行って疲労することは避けたい!
7.海上や空の状態をよく見る
いくら天気予報とにらめっこしても結局は現場に行ってみないと状態がわからない場合もあります。
風が強く沖で白波が点々と立っている状態「白兎が飛んでいる」と言います。
沖では約8m/秒の強風が吹いています。
初心者では約6m/秒の風速でコントロールが難しくなります。
なので白兎が飛んでいたらSUP初心者は基本的に入らない選択をしたい。
長文になってしまいましたが SUP Lifeを安全に楽しみましょう!
【参考文献】BLADES STAND UP BOARD MAGAZINE Vol.8 解説 森朗